NIPPON EXPRESSホールディングスは9月25日、東京都千代田区のNXグループビルでシンガポール経済開発庁（EDB）Chan Ih Ming 副次官をはじめとする4人の代表団の来訪を迎えた。
（右から3人目がEDBのChan Ih Ming 副次官、2人目がNXHDの堀切 智 社長）
訪問は、日本企業の経営者とシンガポールの市場・投資環境に関する意見交換を目的に実施され、EDB代表団をNIPPON EXPRESSホールディングスの堀切 智 社長とNX南アジア・オセアニアの小林 克人 社長が迎えた。
会談では、グローバルサプライチェーンにおけるアジアの重要性を踏まえ、NXグループの今後のグローバル戦略や、シンガポールを拠点とした事業拡大の可能性について意見交換を行った。
また、シンガポールの地理的優位性やビジネス環境を活かし、同国をグローバル戦略機能の配置候補地とする可能性についても議論され、両者のビジネス協力関係のさらなる発展に向けた貴重な機会になったとしている。
NXグループは1973年にシンガポールに現地法人を設立し、2023年に創立50周年を迎えたほか、地域統括会社であるNX南アジア・オセアニアを設立するなど、シンガポールを南アジア・オセアニア地域における重要なハブ拠点と位置づけている。
現地法人や地域統括会社を通じて、海運・航空フォワーディング、ロジスティクス、重量品輸送など幅広いサービスを提供し、域内外の顧客のサプライチェーンを長年にわたり支えている。
NXHD／米国インディアナ州で3.7万m2、グループ会社の医薬品専用施設が稼働
