NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は6月24日、山形県飯豊町(いいでまち)にある「NXグループの森」で夏の森林育成活動を行ったと発表した。
通算34回目となる活動で、グループ会社の従業員とその家族ら計53人が参加した。
活動は6月14・15日に実施。初日はイタヤカエデとブナの苗木300本の植樹を行い、過去に植えた苗木の生育を妨げる雑草を刈り払う下草刈りや、森林資源の活用としてなめこの植菌にも取り組んだ。
2日目は、森林教室や自然の素材を活用した小物づくりなど、地元の人々と交流しながら森林に触れ、学びを深める機会も持った。
NXグループは、環境社会貢献活動の一環として、山形県飯豊町と鳥取県日南町に「NXグループの森」を設けている。
「森の多面的機能を高める」「地域社会への貢献」「環境人材の育成」をコンセプトに、年に2回ずつ、町役場や森林組合などの協力・指導のもと活動。これまでに約2100人が参加し、1万2000本以上の苗木を植樹してきた。