NXシンガポール/西岸トゥアス新港に近接の自社倉庫を4万m2に拡張 

2025年12月05日/物流施設

NIPPON EXPRESSホールディングスは12月5日、グループ会社のNXシンガポールが自社倉庫「トゥアス・グローバル・ロジスティクスセンター」を拡張して竣工したと発表した。

シンガポール西岸に位置するトゥアス地区に構える倉庫で、拡張部分は9231m2。延床面積は4万120.78m2になった。

<倉庫外観>
20251205nx - NXシンガポール/西岸トゥアス新港に近接の自社倉庫を4万m2に拡張 

現在シンガポールでは、既存の港湾機能を一元化し、2040年までに世界有数のコンテナ取扱能力を持つ次世代港湾を整備する「トゥアス・メガポート計画」が進行している。

今回拡張したロジスティクスセンターはトゥアス新港に近接し、高速道路とのアクセスも良い好立地にある。

また、シンガポール・マレーシア間で新たに設立されたジョホール・シンガポール経済特別区(JS-SEZ)として開発が進む、マレーシア南部のジョホール州との国境にも近く、変革の最前線に位置する。

そこで今後の需要増に対応できるよう、拡張部分は柔軟なレイアウトとし、医療・ヘルスケア、精密機器、消費財など多様な業界に対応可能な温度管理スペースを設けた。

グリーン物流の取り組みとして、既存棟に太陽光パネルを新たに導入し、環境負荷の低減も図っている。

■施設概要
所在地:No.29,Tuas Avenue13,Singapore 638995
倉庫面積:4万120.78m2(拡張部分9231m2)
<主要設備・特徴>
床荷重:1階 22kN/m2、2階・3階 12kN/m2²
天井高:1階・2階 7.5m、3階 10m
荷役設備:ローディングベイ57バース
倉庫環境:常温および温度管理倉庫
セキュリティ:24時間365日CCTV監視、モーションセンサー、電磁錠、警報システム監視
海運CFS機能:有

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