JR貨物は12月1日、「第25回 貨物鉄道論文賞」、「第17回 住田物流奨励賞」を各々発表した。
「第25回 貨物鉄道論文賞」は、環境にやさしい輸送機関である貨物鉄道の発展と利用促進をめざして、貨物鉄道輸送に関する先進的な利用実績や独創的な提案・研究などを顕彰する、貨物鉄道論文賞論文の募集を行ってきたもの。
本年の受賞論文は、厳正な審査の結果、最優秀賞1点、優秀賞2点、奨励賞2点、特別賞2点、さらにU-25賞が1点だった。
U-25賞は、主たる著者が25歳以下の応募論文の中から、惜しくも受賞に至らなかった作品を対象とする賞で、2025年度より新設されたもの。
「第17回 住田物流奨励賞」は、交通研究協会が、交通に関する各分野での優れた研究に対する顕彰として、鉄道奨励賞、海事奨励賞、海事史奨励賞、海事技術奨励賞ならびに、物流振興のための「住田物流奨励賞」を創設している。
住田物流奨励賞は、物流に関する著作、論文等を対象に表彰するもので、JR貨物は本賞に関する運営事務を引き受けている。本年の受賞図書は、厳正な審査の結果、上記の1本に決定した。
なお、いずれの表彰式・祝賀会ともに12月4日に開催する。
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