福山通運と小丸交通財団は1月20日、佐賀県警察本部と共催で、佐賀県の神埼市立千代田西部小学校で、1、2年生66名を対象にトラックに関する交通安全教室を佐賀県内で初めて開催した。
小学生が交通ルールの大切さや車の怖さを理解することで、子どもの交通事故防止を図りたい佐賀県警察本部の要請を受けて、実際のトラックを使用して運転席からの死角などの特性や危険性を体験し、横断歩道での交通事故防止について学習してもらった。
児童からは「トラックの運転席からは見えないところがいっぱいあったので、横断歩道を渡る時はしっかりと手を挙げて渡りたい」などの感想があった。
同社では、これからも子どもたちの交通事故が1件でも減少するように、交通安全意識の向上に努めていくとしている。
なお、小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立され、全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。