NIPPON EXPRESSホールディングスは11月14日、グループ会社のNX国際物流(中国)が、10月26日に北京物資学院で13回目となる大学寄付講座を実施したと発表した。
北京物資学院は1980年に設立され、9学部、28学科を持つ物流と流通を特色とする大学で、現在、約8000 人の学生が学んでいる。
その学部の一つである物流学院は2006年に設立され、充実した教育設備と恵まれた研究環境を備える中国国内屈指の物流専門の学部。
NX中国は、2012年に北京物資学院と戦略合作意向書を締結し、NX奨学金の設立や寄付講座の開催など産学連携の取り組みを続けてきた。
寄付講座では、松尾 東アジア地域総括が講師を務め、NXグループの紹介や、ロジスティクス企業に求められる顧客ニーズの変化、顧客への提案事例などについて講義。講義の最後には、「学生の皆さんの物流に対する熱意を感じました。将来グローバルで物流業界に貢献できる人財になることを期待しています」と締めくくった。
今回の講義には約120人の学生が参加し、受講生からは「物流業界のニーズの変化について深く理解することができた」という感想が多く寄せられた。
NXグループは、物流業界で活躍できる人財の育成の一助となるべく、今後も東アジアリージョンでの社会貢献活動に積極的に取り組んでいくとしている。