日本郵船/船員の資格・有効期限管理クラウドサービスを提供開始

2025年12月18日/IT・機器

日本郵船は12月17日、エイ・アイ・エスと共同で開発した船員向け労務管理システム「TRANS-Crew(トランスクルー)」で、船員の免許や資格、有効期限を一元的に管理する「資格管理・有効期限管理クラウドサービス」のグループ曳船会社への提供を開始した。

資格情報をクラウド上で一元管理し、更新期限のリマインド通知や履歴管理機能を実装することで、船舶運航会社、船舶管理会社、乗船者がリアルタイムで資格状況を把握できる仕組みを構築。船員一人ひとりの免許・資格・証明書・研修履歴をクラウドで一元的に管理し、資格の更新期限が近づいた際には、船員本人と管理担当者へ自動通知する。

<スマートフォンでの使用画面イメージ>
20251218yu02 - 日本郵船/船員の資格・有効期限管理クラウドサービスを提供開始

船員が乗船して勤務する際には多種多様な免許、資格、証明書などを保持、更新していく必要があるため、安全運航を維持する上でこれらの管理は極めて重要だが、担当者による手作業や組織ごとの分散管理が一般的で、資格更新もれのリスクや管理負荷が課題となっていた。

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