日本郵船/独自の安全基準を進化させた「NAV9000 Plus」を策定

2025年12月17日/IT・機器

日本郵船は12月17日、グループの運航船や船主、船舶管理会社を対象とした独自の安全基準「NAV9000」を進化させたNAV9000 Plus」を策定した。2026年4月から導入し、「伴走」と「共創」をテーマに対象者への丁寧なフォローアップを通じて、運航船舶の安全品質をさらに高める。

<「NAV9000 Plus」の進化ポイント>
20251217yu01 - 日本郵船/独自の安全基準を進化させた「NAV9000 Plus」を策定

「NAV9000 Plus」では、「絶対に譲れない安全基準」を「NYK Golden Rule」として明文化し、全関係者が同じ価値観のもとで安全を追求。

アセスメント結果を細分化し、図解して示すことで弱みや強みを可視化するとともに、特性に合わせたフォローアップを実施する。

また、ドライバルク、自動車専用船、LNG船、タンカーの各部署「NAV9000 Plus」のコンセプトをよく理解したアンバサダーを任命し、船種ごとに手厚いフォローアップ体制を整備する。

さらに、船舶の管理形態に応じてグループ外の会社が管理を行う場合はアンバサダー制度を活用したフォローアップを行い、グループで管理を行う場合には会社内部へのアプローチを行うことで、最適なサポートを実現する。

MOL PLUS/インドのファンドへ初出資、エネルギー領域など対象

関連記事

日本郵船に関する最新ニュース

一覧を見る

LNGに関する最新ニュース

一覧を見る

タンカーに関する最新ニュース

一覧を見る

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース