ロジスティードは12月19日、東武鉄道と国営台湾鉄路(台鉄)の友好協定締結10周年記念事業に協力し、「日光詣スペーシア」の先頭車両1両を日本から台湾へ輸送したと発表した。
記念事業は、日台友好の懸け橋として活躍してきた「日光詣スペーシア」を台鉄台北駅に展示するもので、東武鉄道の特急車両が海外に輸出されるのは初めて。
輸送は、群馬県館林市の車両基地から千葉港までの陸送、千葉港での船積み、台北港への海上輸送、さらには現地での輸送と駅前展示場への設置まで行う大規模なプロジェクトだった。
総重量数十トンに及ぶ鉄道車両を安全かつ効率的に運ぶため、ロジスティードグループの重量品輸送の豊富な経験を生かし、綿密な工程管理のもとで完遂したという。
東武鉄道と台鉄は2015年12月18日、友好協定を締結。これまで相互送客キャンペーンの実施やコラボレーションPRイベント、施設相互視察などを通じて日台間の観光交流を促進してきた。
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