三和建設/危険物倉庫の建築ソリューションを開始、法令クリアなど知見生かす

2026年03月06日/物流施設

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三和建設は3月5日、危険物倉庫ブランド「RiSOKO(リソウコ)」の完成実績が累計20プロジェクトに達したことに伴い、新たに建築ソリューション「HAZ-BUILD(ハズビル)」を提供開始すると発表した。

2月19日に竣工した「プロロジスパーク古河7」(茨城県古河市)を含めると、実績は53棟(延床面積4万4129m2)に到達。これまでに提供してきた、危険物倉庫特有の「事前予測が困難な計画変更リスク」を建設前の初期段階で排除するコンサルテーション機能を体系化した。

<プロロジスパーク古河7(手前10棟)を含む国内最大級のHAZMAT倉庫群>
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「HAZ-BUILD」は、施工中の危険物倉庫を含め25プロジェクトの知見と、全国各地の消防当局との協議実績をデータベース化。ハード(建築)の提供にとどまらず、初期段階での事前診断により、事業の最適解をナビゲートするコンサルテーション機能(ソフト)を備える。

全国の消防法解釈の差異を熟知した専門チームが行政協議をリードし、手戻りや想定外のコスト増を防ぎ、円滑な事業スタートを支える。

メーカー、商社、物流、デベロッパーなど、事業モデルごとに異なる保管方法や動線、将来の拡張性を見据えた設計を行い、業種別ニーズにも応える。25プロジェクトのうち業種別比率は、物流会社44%、不動産・デベロッパー24%などとなっている。

<危険物倉庫の屋根に太陽光パネルを実装した中国精油プロジェクト>
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また、法令対応にとどまらず、環境配慮や災害対応力を実装し、中長期的な企業価値向上にもつなげる支援体制とする。

危険物倉庫は屋根の軽量化要件などが厳しいため、太陽光パネルの設置は困難と思われているが、昨年10月に完成した「中国精油」のプロジェクトでは、行政との綿密な協議により太陽光発電設備(容量52.3kW)を実装したケースもあるという。

三和建設によると、近年、サプライチェーンの再構築や物流拠点の統合により、新たに危険物倉庫を必要とするケースが急増。リチウムイオンバッテリー、化粧品、アルコール類など保管ニーズも多様化している。しかし危険物倉庫は消防法など関連法規が複雑で、自治体(所管消防)によって見解や指導内容も異なる。

「建てた経験」だけでは通用せず、設計フェーズの行政協議で想定外の指導を受け、大幅な設計変更やスケジュール遅延が発生するケースもあり、これまで何度も全国各地の行政と交渉・すり合わせをしてきた協議実績とノウハウを、アドバイザーやコスト最適化の提案に生かせるとアピールしている。

プロロジス/茨城県古河市に10棟のHAZMAT倉庫が完成、エリア19棟に

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