東洋ゴム工業は8月3日、アジア地域を中心とした乗用車用タイヤの生産供給能力を増強するために、マレーシア(ペラ州)にタイヤ工場を建設すると発表した。
新工場の建設予定地のマレーシア ペラ州郊外には、グループの Silverstone社マレーシア工場があることから、両工場によるシナジー効果を追求し、効率経営を図る。
新工場への初期投資額は約200億円で、マレーシア国内向けや近隣ASEAN諸国、その他の地域向けに乗用車、ライト・トラック用タイヤを年産約250万本より生産を始め、2015年度には年産約500万本体制を確立する。さらに将来的には年産1000万本規模になる予定。
■新工場の概要
建設予定地:マレーシア ペラ州
敷地面積:約48万㎡約120エーカー
生産開始:2013年4月量産開始(予定)
生産能力:年産500万本(2015年度)
従業員数:約800名(2015年度)
投資額:約200億円