日本通運は7月9日、コンテナ1本に満たないカンボジア発日本向け貨物を運ぶ、複合輸送サービス「NEXSAO – COMBODIA SAT」を開始する。
クロスボーダー陸路一貫輸送により、積み替え時ダメージリスクを低減すると同時に、これまでの混載サービスに比べ輸送日数を3日短縮することが可能にする。
運賃は航空混載便の約15分の1。毎週1回、プノンペンで木曜に預かり(CFS-CUT)、東京翌々週火曜(12日後)に引き取りが可能。
これまで日通のプノンペンから東京間海上混載輸送では、ホーチミン経由とシンガポール経由があり、シンガポール港軽油の場合、同港で海上コンテナを一旦開けて、すべての荷物を積み替える作業が必要だった。
今回、ダブルライセンス(カンボジア・ベトナム両国を同一車両で通行できる許可)取得企業である強みを生かし、積み替え作業なしの陸・海一貫輸送により、海上輸送より早く、航空輸送よりもリーズナブルなサービスを実現した。