Hacobuは6月15日、動態管理と配送進捗管理を無料で行えるアプリとクラウド型システム「MOVO(ムーボ)」の本格提供を開始した。
無料の動態管理は、正式リリースされたアプリ「MOVO App(ムーボ・アップ)」を利用することで運送トラックのリアルタイムな位置情報を把握する。
計画したルートの配送先での到着時刻、 出発時刻の記録・管理を行うことで、 到着予定時刻を見える化し、配送計画に対する進捗状況のモニタリングが可能になる。
同じく無料サービスの範囲内で、荷積み・荷卸し等の状況を把握する作業ステータス管理を行うことで、実際の作業時間が明確になり、運送会社の配送効率の向上に寄与する。
動態管理機能で把握された実運行データは日報として出力することが可能で、日報データはそのままMOVO上の業務管理機能(運賃計算、受注入力、請求書出力)に連動して使用することができる。
その場合のクラウド利用料は月額900円(税抜)/車両、となる。
また、アプリを利用するにはドライバーがスマートフォンを使用する必要があるが、導入費用がネックとなりスマートフォンを導入していない運送事業者も多いのが現状。そこでMOVOでは、通話し放題でデータ通信5ギガまで使うことができるSIMカード「MOVO SIM」を、月額1200円(税抜)の価格で提供する。
■MOVO(ムーボ)
http://www.movo.co.jp