照明・看板を製作する朝日エティックは、車両の有無に合わせて明るさを調光制御する、「省エネ型照明制御システム」を開発した。
車両通行時は進行方向の照明を明るくし、車両がなくなると再び照明を暗くして省エネモードにする事で、最大80%の消費電力の削減と電気料金の軽減を実現した。
同システムは大型物流倉庫で採用実績があり、倉庫や駐車場など屋内・屋外どちらにも対応が可能。
新規配線の敷設が不要で、自律分散型無線ネットワークのため、既存の照明器具との交換が簡単に行える。
システムの動作種類は2タイプ。
■2灯先まで制御する場合(PWM調光)
(1)車輌の通行がないときは入口照明【1】を常時100%出力、それ以外の照明は20%
※1出力で制御。
(2)入口照明のセンサーが車輌を検知すると、2灯先※2の照明【2】【3】へ信号を送り、100%出力で進行方向を明るくする。
(3)照明【2】のセンサーが車輌を検知すると照明【3】【4】を、照明【3】のセンサーが車輌を検知すると、照明【4】【5】を100%出力で調光制御するというように、常に2灯先の照明を100%出力で制御。
(4)車輌の通行がなくなり、一定時間経過すると再び【2】から20%出力に戻る。
※1 20~100%まで設定の変更可能 ※2 100m以内であれば8灯先まで可能
■ON/OFF制御
(1)車輌の通行がないときは1灯置きに点灯し、他は消灯。
(2)センサーが車輌を検知すると全てが点灯。車輌の通行がなくなり、一定時間経過すると
再び1灯置きの点灯に戻る。
■省エネ型照明制御システム
http://www.etic.co.jp/products/etc/syouenegata.html
■問い合わせ
朝日エティック
TEL:03-3265-9181