共栄タンカーが5月11日に発表した2018年3月期によると売上高は125億100万円(前年同期比4.6%減)、営業利益14億5600万円(35.6%減)、経常利益6億4900万円(51.2%減)、当期利益7億8000万円(4.8倍)となった。
グループが保有する一部の船舶の帳簿価額を回収可能額まで減額し、船舶2隻の売船による収入減と為替の影響等で減収。
営業利益は海運業収益が減少したことに加え、新造船の竣工とTAIZANの滞船等により船費が増加したこと等により減益となった。
次期は、VLCCとMR各1隻を譲渡したものの、竣工したVLGCとばら積船各1隻がフル稼働となることから、売上高130億5000万円(4.4%増)、営業利益18億5000万円(27.1%増)、経常利益10億円(54.2%増)、当期利益6億5000万円(16.5%減)を見込んでいる。