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物流施設への投資額/最高額の2530億円

2018年05月23日/物流施設

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CBREは5月23日、日本の投資市場動向(2018年第1四半期)を発表し、アセットタイプ別では、 ホテル、 物流施設、 オフィスの3アセットタイプが前年同期の投資額を上回ったと発表した。

<物流施設(マルチテナント型)の投資市場調査>
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物流施設は、対前年比66%増の2530億円で、Q1投資額としては2005年調査開始以来の最高額となった。

CBREが四半期ごとに実施している不動産投資に関するアンケート‐期待利回り(2018年4月時点)によれば、物流施設(首都圏湾岸部)が1bps低下の4.63%となった。

CBRE短観では物流施設(マルチテナント型)の「6か月前と比べた最近(回答時点)」のDIでは、「期待利回り」、「投融資取組みスタンス」を除いた5項目が悪化した(「期待利回り」は横ばい、「投融資取組みスタンス」は同3ポイントの改善)。

「空室率」は「上昇する」の回答率が増加、DIとしては対前期比-1ポイントになった。一方で、「投融資取組スタンス」に対するDIは2期連続で改善した。

大型供給を要因とした空室率上昇を懸念する投資家は増えているようだ。ただし、依然として大型物流施設に対する賃貸需要は堅調であることから、投資意欲は高い状態が続いている、としている。

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