日本高速道路保有・債務返済機構と首都高速道路は6月12日、連名で2社を警察機関に告発を行ったと発表した。
違反会社はジェーケーと松丸運送店の2社。
ジェーケーの違反場所は2017年8月22日21時18分頃、高速湾岸線西行き市川本線料金所。この車両の車両総重量は54.80t(超過値29.80t)、車長15.10m(超過値3.10m)、車幅3.20m(超過値0.70m)、車高4.35m(超過値0.25m)だった。
松丸運送店の違反場所は2017年11月17日21時32分頃。高速神奈川3号狩場線上り狩場本線料金所。車両の車両総重量は56.74t(超過値31.74t)、車長16.40m(超過値4.40m)、車幅2.99m(超過値0.49m)だった。
違反は、車両制限令で定められた一般的制限値25トンを大きく超過する車両総重量で大型トレーラーを通行させていたことから、極めて悪質な違反であると考えている。
また、今回告発した運送会社については、これまでも道路法に違反する事実が確認されていたため、高速道路機構及び首都高速道路では、違反の都度、高速道路からの退出等の措置命令を行ったが、改善が見られず、このような違反行為が行われていたもの。