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キユーピー/市販用介護食の賞味期限を年月表示に、返品・廃棄を削減

2018年06月12日/SCM・経営

キユーピーは6月11日、市販用介護食「やさしい献立」シリーズ47品目について、賞味期限を「年月日表示」から「年月表示」へ変更し、同品目の賞味期間を延長すると発表した。

<賞味期限 年月表示例>
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市販用介護食「やさしい献立」シリーズは57品目だが、そのうちレトルトパウチ商品47品目(賞味期間18か月または12か月の商品)が対象。賞味期限を年月で表し、年月の後ろに製造日ロット記号を記載する。

同社では、「年月表示」は初めてで、対象となる「やさしい献立」シリーズは品目数が多く賞味期間が比較的長いことから、年月表示による流通から店頭までのオペレーションの簡素化が期待できる。

同時に賞味期間を延長することにより、返品や廃棄の削減に寄与する。

食品ロス削減の取り組みとして、2011年から返品削減などの協議に参画、販売に見合った適正在庫管理や、2016年からキユーピー マヨネーズ(一部容量)とキユーピーハーフの賞味期間を10か月から12か月に延長してきた。

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