澁澤倉庫は2月25日、横浜市神奈川区で研究開発施設と物流倉庫を併設した新施設「澁澤ABCビルディング2号館」の建築に着手したと発表した。
新施設は、同地に立地していた老朽倉庫再開発事業の2期目として建設。敷地の約半分にあたる1万m2程度の土地に、地上5階建て延床面積2万4000m2の建屋を、2020年2月の竣工予定で建設する。
新施設の竣工によって、首都圏で研究開発施設と横浜港を中心とした高品質な物流サービスを提供し、物流事業のさらなる拡大や、新たな付加価値の創造を目指す。
建設地はJR京浜東北線・京浜急行線の「新子安駅」から徒歩10分、首都高速「子安IC」から700mと至近で、横浜港や羽田空港からのアクセスも良好な立地。
倉庫に併設する研究開発施設は、階高7.8m、床荷重1.0~1.5t/m2、大型機器が搬送可能なエレベーターを設置するなど、本格的で高度な研究開発が可能な仕様とする。
■澁澤ABCビルディング2号館の概要
所在地:横浜市神奈川区
敷地面積:2万2584m2のうち、1万860m2に新設
建物構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上5階建
延床面積:2万3894m2
竣工予定:2020年2月