シーエスアーキテクト(CSA)は6月10日、在庫管理業務向けスマートデバイスアプリ「速棚(ソクタナ)」をリリースした。
<「速棚(ソクタナ)」イメージ>

また、CSAの小売業向け業務パッケージ「タロス」との併用で、RFIDによる高速な在庫検索や棚卸し業務を可能にするソリューションを6月10日より販売する。
小売業ではかねてから在庫検索や棚卸し業務の簡略化・省力化を実施したい潜在需要が高まりつつあったものの、抜本的な解決策が存在せず、これまでになく新しい在庫検索技術の導入が課題となっていた。
スマートデバイスに「速棚」アプリをインストールし、RFIDスキャナーを装着。アプリを起動し、RFタグの貼られた在庫の前でRFIDスキャナーを握り、なでるように振りかざすだけ。POSシステムで管理する「そこにあるべき在庫」と、RFIDのスキャンによって判明する「実際にあった在庫」を比較し、何が増減したのかが瞬時に分かる。
入出庫時でも同じく、在庫をRFIDスキャナーでまとめてスキャニングすることで、バーコードリーダーのように一点一点在庫を確認する手間が大幅に削減できる。また、レジ販売業務の時短にも効果があるという。
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