農業総合研究所は6月20日、佐賀県鳥栖市に農産物の加工機能を備えた集荷・物流拠点「鳥栖センター」を開設したと発表した。
<野菜を入荷>

<加工作業>

<加工後の農産物>

<関西のスーパーへ出荷>

<作業フロー>

日本郵便九州支社の協力会社が保有している建物を活用し、6月から稼働を開始した。生産者が直接持ち込んだ農産物のパッキングやラベリングといった流通加工業務を行うほか、九州で生産された農産物を集約し、関西圏のスーパーマーケットへ出荷・供給する役割を担う。
新施設では、農業総合研究所の農産物販売プラットフォームと、日本郵便九州支社の物流ノウハウを活用し、九州産農産物流通の物流量拡大や、物流の効率化、物流費削減を目指す。将来は、関東圏や全国各地にも出荷範囲を拡大していく方針だ。
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