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シャープ/物流・流通のIT化を促進する「インテリタグ」関連機器を発売

2001年06月25日/未分類

シャープ(株)は、生産・物流・流通など幅広い分野で商品の仕分け・追跡管理・検数などの作業の高効率化を実現する「インテリタグ」として、ロングレンジタイプリーダ/ライタ<RZ-1TR2>、アンテナ<RZ-1AT4>、及び屋外などハードな環境下で長期間活用できる堅牢型タグ<RZ-1TG2>と、主に物流用のパレット管理に使用するパレット用タグ<RZ-1TG3>の4機種を発売している。
「インテリタグ」は、アンテナとチップを内蔵した約1cmx5cm大のICタグやその関連機器を含む無線自動識別システムのことで、バーコードのようにタグ本体を読み取り装置に当てる必要がなく、マイクロ波により同時に大量のタグへ、デジタル化された情報を瞬時に読み込み/書き込みすることができる。
さらに、約10万回もデータを書き換えることができる上、従来のICタグに比べ、より離れた場所から読み取り/書き込みができるという画期的な特長を備えている。
新システムはこうした特長を活かし、これまでバーコードをつかったシステムでは難しかったアパレル製品の自動検数やコンテナ・パレットなどの管理、荷物の自動仕分け・所在地追跡管理などの作業効率の大幅アップを実現。
シャープでは、三菱商事様と合弁で設立したインテリタグ関連機器の開発・販売会社「日本アールエフソリューション」を窓口とし、最適なソリューションの提案を行って行く。
<特長>
1. マイクロ波(2.45GHz)を使用し、最大読み取り距離約1.5m、標準読み取り距離約1m、書き込み距離約70cmを実現
2. タグは10万回までの書き換えに対応でき、リサイクルにより何度も使用可能
3. 1秒間に約50枚の複数タグを同時に読み取ることが可能
4. 1バイトごとのライトプロテクトで高いセキュリティ性を確保
5. -40℃~85℃の動作温度を保証、汚れやノイズにも強いタグ
※RFID(Radio Frequency Identification):
無線によるICタグ、カードを使用した自動識別技術。ICタグやカード、リーダ/ライタなどによってシステムを構成する。離れた場所からでもデータを読み書きできる特長を活かし、物流・流通のIT化を促進するツールとして期待されている。
※「インテリタグ」は米国インターメック社の登録商標。

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