三洋電機(株)とシャープ(株)は、白物家電分野において世界規模での協業を行うことを7月2日発表した。
冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機をはじめとする白物家電商品は、国内市場では生活必需品として安定した需要規模があり、今後も生活スタイルの変化、高齢化・環境対応などの社会環境の変化、技術の進歩などに合わせ、付加価値を高めた新コンセプト商品を開発することにより、新たな需要を創造し、事業を拡大できる環境にある。
また、海外市場でも、中国、アジア等での膨大な潜在需要の開拓、欧米諸国での先端技術応用の商品の市場投入による需要の創造など、今後も大きな成長が期待できる分野です。
三洋電機とシャープは、過去、いろいろな面でよきライバルとして競争し、切磋琢磨しながら成長してきました。また、両社は、業界初の「モノ」を生み出すチャレンジ精神や、グローバルな事業を積極的に進める企業としてお互いに相通ずるものがあると考えていた。
現在及び将来の白物家電分野を取り巻く経営環境の中で、世界企業に挑戦するグローバル戦略を展開するために、両社が手を結び、協業体制を構築することが必要と認識し、以下の内容について共同で推進して行く。
1、 共同開発の推進 ・ 両社間で「技術交流会」を開催し、お互いの強みを活かした形で共同開発を推進する。
1) 環境対応関連:三洋電機が主体となって共同開発を推進
2) ホームネットワーク関連:シャープが主体となって共同開発を推進
・ 上記1)2)の活動を活かし、それぞれ次世代商品を創出する。
2、 高効率グローバル生産供給体制の構築 ・ 両社の生産事業分野の効率アップを図るため、開発から製造迄を相互委託するとともに、グローバルでの生産拠点の相互活用を進める。
(1) 海外市場において
1) 電子レンジ:欧州市場においてシャープから三洋電機に供給
2) 冷蔵庫:東南アジアにおいて三洋電機からシャープに供給
(2) 国内市場において
1) 電磁調理器、生ごみ処理機等:三洋電機からシャープに供給(検討中)
2) 電子レンジ(オーブンレンジを除く):シャープから三洋電機に供給(検討中)
(3) ローコストオペレーションの共同取組み
1) 資材部門の情報交換
2) 生産技術部門の情報交換
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三洋電機とシャープ白物家電分野におけるグローバルでの協業に合意
2001年07月02日/未分類
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