沖電気、ロケーション・エージェント／位置情報サービスで提携

沖電気工業（株）と（株）ロケーション・エージェント（東京都港区、島健一社長）は、このたび位置情報サービス分野で提携することに合意した。両社は商用サービス開始が予定されている位置情報の統一プラットフォームDLP（DoCoMo Location Platform）を利用した位置情報ビジネスに対し、今後、共同でマーケティングおよび営業活動を展開していく予定。
今回の提携は、数多くの導入実績を誇る沖電気の位置情報サービスソリューションGPCTIファミリーと、ロケーション・エージェントが提供する位置情報の共通プラットフォームDLPとの連動を実現するもの。位置測位方式の違いに関わらず、シームレスに情報サービスの提供が低価格で可能となり、様々な位置情報を広範囲に利用できるようになる。
沖電気は、GPCTIファミリーである「GPCTITM」システムと「GPCTIサービス」の品揃えとして、高感度・高精度の位置情報を利用できるロケーション・エージェントが提供するDLP及びDLP対応端末との連動機能をサポートした。GPCTIファミリーは 各社のGPS（Global Position System）や、PHS等を利用した位置情報通知サービス、音声等による目標物通知など、あらゆる種類の端末から位置情報をシームレスに収集し、情報をコンバージェンスする。
両社は、ロケーション・エージェントのサービス展開に合わせて、共同でDLP上でのアプリケーション展開の環境整備を進め、機能強化を図っていく予定。
両社は、全国の事業者に対し、DLPを利用した位置情報ビジネスに関するマーケティングや提案、販売活動を共同で行なっていく。