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三井物産/米国eリース事業へ進出~日本・アジアでの展開も視野に~

2001年07月16日/未分類

三井物産(株)は米国三井物産(株)と共同で設備機器リース取引のオンラインマッチングサイトを運営するベンチャー企業、Pure Markets Corporation(本社所在地San Francisco CA「以下Pure Markets社」 http://www.puremarkets.com)に出資し、設備機器リースを中心としたeリース事業へ進出する。出資金額は約4億円で、本社出資分はeMitsui事業部、通信・輸送・産業プロジェクト本部及び自動車・船舶・宇宙航空本部が共同で出資する。
Pure Markets社は1998年10月に設立された、設備機器を中心としたリース取引でのユーザー(Lessee)と貸し手(Lessor)をネット上で仲介するマッチングサイトを運営するベンチャー企業。三井物産は、同社のウェブ上でのリース入札・アレンジ及びドキュメンテーション業務に加え、オンラインのリース契約管理ツールを用いたリース・ポートフォリオ・コンサルタントとして競合他社との差別化を図っている点に着目。
米国の機械設備リース市場規模は約2 500億ドルといわれているが、Pure Markets社は昨年4月のサービス開始以来、極めて短期間で400社に上る登録企業を獲得し、昨年度取引仲介実績は80百万ドルに達し業界で注目を集めている。
三井物産はPure Markets社との戦略的関係を構築、より一層米国リース業界へ進出し、現在米国等で展開中の貨車・機関車・船舶・建設機械等の各種機器リース事業・ビジネスの拡充を目指す。
また、米国でノウハウを吸収した後、将来的に同社モデルを使った日本・アジア地域での業務展開を図る予定。更に、現在推進しているネット上での与信・決済・ファイナンス等のホリゾンタル機能提供事業の一環として、同社のリース取引仲介機能を活用し、三井物産の顧客に対するファイナンス・ツールの拡充を図り更なる高付加価値サービスの提供を目指す。

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