三井物産は12月22日、鉱物資源会社リオ・ティント社(英・豪)と西豪州で共同運営している鉄鉱石積出港の年間出荷能力を8,000万トンから5,300万トン追加し、1億3,300万トンへの拡張を決めた。
共同運営している鉄鉱石事業はローブ・リバー ジョイントベンチャー(以下:ローブJ/V)で、鉄鉱石積出港であるケープ・ランバート港への今回の拡張投資総額は約37.8億豪ドル(約3,030億円)を見込んでいる。
このうち三井物産は豪州の子会社ミツイ・アイアン・オア・ディベロップメント社を通じて約12.5億豪ドル(約1,000億円)の投資を行う。完工時期は2013年末の予定。