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日立製作所、ザイブナーコーポレーション/ウェアラブルPCでライセンス、OEM契約を締結

2001年07月22日/未分類

(株)日立製作所Net-PDAベンチャーカンパニー(松岡繁CEO)とザイブナーコーポレーション(Chairman President and CEO:Edward G. Newman、以下ザイブナー社)は、物流分野での活用が期待されるウェアラブルPCの分野における、ザイブナー社の保有するウェアラブル・コンピューティング・コミュニケーション技術の特許を日立にライセンスする契約と、日立がザイブナー社に製品をOEM供給する契約を締結した。
ザイブナー社はOEM供給によって製品のマーケティング・販売を全世界で行い、日立は本ライセンス契約の下、自社ブランドでのウェアラブルPCの販売を行う。
ザイブナー社が市場形成に努めてきたウェアラブルPCは、主に電力プラントや航空エンジンなどの産業用機器のメンテナンスでのハンズフリー環境で使用され、さらには、建築現場などマニュアルを参照しながら作業を行うような現場でも、重要なツールとして認識されるようになってきている。
また、携帯電話やPDAのようなモバイルの急速な普及やブロードバンドの発達により、従来の産業用途に加え、いつでもどこでもインターネットやエンターティンメント情報にアクセスできることから、コンシューマへのウェアラブルPCの利用が期待されている。
日立がザイブナー社にOEM供給する製品には、日立が開発した32ビット128MHz RISCプロセッサーをCPUとし、基本ソフトにはWindows(R) CE 3.0を採用。
また、コンパクトフラッシュスロット、USBポート及び32MB RAMを搭載。電源方式として充電式バッテリーを採用し、総重量は310グラム。表示媒体としてSVGA(800×600)ヘッドマウントディスプレイを使用し、モニター画面を見ているような映像を表現する。

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