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NTTグループ/建設業界向けポータルサイト「BuildArc(ビルドアーク)」~業界初のマルチASPプラットフォームによる建設業IT化推進~

2001年07月29日/未分類

NTTコミュニケーションズ(株)、NTTコムウェア(株)、(株)ビーイング(三重県津市、津田能成社長)の3社は提携し、建設業のIT化を強力に促進し生産性を飛躍的に向上する各種ASPサービスを、NTT Comの運営する建設業界向けポータルサイト「BuildArc(以下 ビルドアーク)」上の新商品ラインナップとして、8月から順次サービス開始する。
1.ポータルサイト拡充概要
・ 3つのASP新製品発売による建設ITマーケット全体への展開
・ 複数ASPを統合管理する「マルチASPプラットフォーム」採用による強力なパートナー連携の実現
・ NTT Com「OCN建設Web※6」のコンテンツを統合、より充実したポータルサイトへのリニューアル
発売される新たなラインナップは、(1)NTT Comの提供する民間建築用プロジェクト情報管理ASP『ProjectArc(以下 プロジェクトアーク(仮称))』、(2)NTTコムウェアの提供する公共土木用プロジェクト情報管理ASP『Smart Construction(以下 スマート・コンストラクション(仮称))』、(3)ビーイングが現在パッケージ商品として販売中の建設業向けアプリケーションと連動する中堅・中小企業向け現場情報共有ASP『現場DEネット』、の3種類で、いずれもASP方式で提供する。
このラインナップ拡充によって、より広範囲な建設業務へ対応したASPがビルドアーク上に揃い、建設業務のITツールがワンストップで提供されることとなる。また本ポータルサイトは信頼性の高いNTT ComのiDC(インターネット・データセンタ)で運用されることから、万全のIT体制がアウトソースできる。
さらに今回、これらの複数ASPは、契約情報や一部のアプリケーション機能を総合管理する業界初の「マルチASPプラットフォーム」を基盤として運用が開始されます。将来的には同サイト内の複数ASP利用により一連の建設業務を推進する建設業のSCM(サプライチェーン・マネジメント)環境を実現できるマルチASPポータルサイトとして拡充される。
2. 各サービスの概要
(1)『プロジェクトアーク』
・サービス概要
『プロジェクトアーク』は一括発注型が商習慣である国内の民間建築プロジェクトをターゲットとしており、インターネット上で簡単にプロジェクト管理・情報流通を実現できるASP。常に修正・変更のはいるCADや工程線表ファイルの版管理や、フォルダ毎に振り分けたファイルの所在が複雑にならない独自技術で、民間建築工事の情報共有に欠かすことのできない「セキュリティを保持したJV/組織横断の情報共有」を実現する。
・機能の特長
建設業界プレーヤーのニーズをリサーチし、現場での情報共有環境の課題解決として、要望の高かった「複数プロジェクトの同時進行/同時管理」、「ブロードバンド時代にマッチしたASP提供形態」等をワンパッケージにコンセプト設計し、NTTコムウェアの開発およびライセンス提供により実現したまったく新しいタイプの建設業IT化サービス。「文書管理」「電子掲示板」「フォーラム(電子会議室)」「ワークフロー」、「より高度なCAD図面ビューイング/朱書/レイヤ管理」等を、プロジェクト単位、ワークグループ単位等でセキュリティを保ちながら利用できる。
・利用メリット
『プロジェクトアーク』は、個々の現場内におけるシンプルな情報共有、進捗管理においてはもちろんのこと、全国/全世界規模で同時に展開される複数プロジェクトの横断的な情報共有・進捗管理もシームレスかつセキュアに実現できます。本社と現場、組織と組織、協力会社間との情報流通プラットフォームとして、システムを構築することなく月額制で廉価に実現可能。
・提供価格
3,500円~/1ID換算(予定)
・提供時期
平成13年9月(予定)
・提供
NTT Com(ライセンス提供元:NTTコムウェア、技術協力:(株)ウェッブアイ)
(2)『スマート・コンストラクション』
・サービス概要
『スマート・コンストラクション』は、分割発注形態の公共土木現場により特化した機能を充実させた高度なプロジェクト管理ツールを提供。設計-施工-維持管理と、一貫した建設プロジェクトのライフサイクルを、関係組織間で情報共有、共同利用(コラボレーション)できるサービス。
・機能の特長
基本にある「ASP方式」、「マルチプロジェクト対応のプロジェクト管理」といったコンセプトや、主機能としての「CAD図面朱書」、「レイヤ管理ビューア機能」、「複数現場管理機能」、「掲示板」、「ワークフロー」、「文書通知」等のインタフェースは『プロジェクトアーク』と同様です。加えて『スマート・コンストラクション』は、特に公共土木工事のプロジェクト管理形態上必要な「成果物管理」「出来高管理」を強力にサポートする機能までを実現している。
・利用メリット
プロジェクトに関係する設計会社、協力会社および施主が、リアルタイムで関連情報の共有・共同作業といった高度なプロジェクト管理が低コストの月額利用料で利用できる。分割発注を考慮したサービス内容となっており、たとえば文書管理については官公庁などへの提出文書作成業務が、複数の会社で同じ作業単位での仕事が出来るため業務効率がアップします。今後拡大が予定される公共工事IT化対応が容易になる。
・提供価格
3,500円~/1ID換算(予定)
・提供時期
平成13年9月(予定)
・提供
NTTコムウェア(技術協力:(株)ウェッブアイ)
(3)『現場DEネット』
・サービス概要
『現場DEネット』は建設業界の中堅・中小企業をメインターゲットに開発されており、現場の利用シーンにマッチしたユーザー・インタフェースと、管理者の欲しい現場管理機能をひとつに融合した画期的なASP。ビーイング社のもつ積算管理パッケージ等の技術と本ASPの連携が可能ですので、現場に違和感なくIT環境を導入できる。
・機能の特長
「日報」、「スケジュール」、「設備予約」、「メール」、「掲示版」、「返信確認」、「文書管理」等の機能を中心に「積算」、「工程管理」、「実行予算」、「原価管理」、「会計」などの“業務アプリケーションとインターネットとの融合“を容易に実現する高機能なコミュニケーションツール。建設業界のライフサイクルをトータルサポートするサービスの第一弾として、現場のIT化を飛躍的に促進する。また、データ入力は、FAX、携帯電話、iモードなど様々な方法から選べるため、パソコンに親しみのない建設現場の方も簡単に操作できる。
・利用メリット
『現場DEネット』を使用することで、従来は困難であった現場の情報化を簡易に実現できる。現場の情報化を推進することで、経営者や現場代理人は最新の情報入手が可能となり、建設工事全般でのコミュニケーションにミスのない、効率的な現場管理が行える。
・提供価格
3,500円/1ID(予定)
・提供時期
平成13年8月

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