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全日本トラック協会/共用送り状・共用輸送荷札発行標準システムを配布

2001年08月06日/未分類

(社)全日本トラック協会は、「共用送り状・共用輸送荷札発行標準システム」の配布を開始した。
同協会では、荷送人~運送事業者~中継運送事業者~荷受人が共通に使用できる「共用送り状」「共用輸送荷札」を作成するための「ガイドライン」を作成し、宅配を除く「特積みトラック運送事業」において使用する送り状・輸送荷札を対象に、共通に使用できる統一番号体系の策定、物流EDI 標準(J T R N)の活用、2次元シンボルを採用、荷主業界との共通使用を進め、浸透普及を進めてきたが、より積極的な展開を図るため、共用送り状・共用輸送荷札発行標準システムの開発を進めていた。
「共用送り状・共用輸送荷札発行標準システム」は、必要なメニューのみを表示し、簡単操作で様々な運用体系に対応しており、1荷主(出荷元)から複数の運送事業者向けの送り状・荷札発行ができる。
また、方面別(地方単位から市区町村、郵便番号単位まで細かく指定可能)に運送事業者の設定が可能で、通常・緊急の2種類の指定もできる。
おもな内容は下記のとおり。
・統一送り状番号の対応の他、従来の運送事業者固有の送り状番号、仕分番号に対応。
・印刷機能・2次元シンボル読み取り機能を提供。共用送り状、共用輸送荷札のフォーマットに合わせた印字・読み取りが可能。対応するメーカーの製品を導入することにより、即利用が可能。
・他システム、他ソフトとのEDIやデータ連携を行うために、CSV形式でファイルの入出力ができる。
・オプション機能を導入することにより、物流EDI標準「JTRN」形式や、CII/XML形式への変換も可能。
稼働環境
ソフトウェア環境
・日本語オペレーティングシステムMicrosoft Windows 95 以降
・Microsoft Access 2000が動作可能
基本機能
(1)出荷指図の処理
出荷指図データの取り込み搭載機能、手入力作成機能、および集約機能
(2)送り状・荷札の処理
送り状・荷札の枚数変更機能、出力機能(印字は、「外部機能」が行う)、および運送依頼データの外部出力機能
(3)集荷・発送の処理
運送依頼データの入力機能(ハンディターミナルでの読取りは、「外部機能」が行う)、および集荷データの外部出力機能
(4) マスター管理
各種マスターの管理機能
オプション機能
(1)電話帳CD-ROM機能
各種マスター作成、出荷指図データ入力などにおいて、電話番号を入力することにより、住所、会社名・氏名などが自動的に取得可能。入力簡素化に役立つ。
(2) Windowsドライバ経由の印字機能
機械可読シンボル(バーコード、2次元シンボル)の生成を、Windows上で行うことにより、外部機能を使用せずにWindowsドライバ経由で印字を行う場合に使用する。
(3)トランスレータ機能
他システムとEDI・データ連携を行う際に、標準機能にある「CSV形式」に加え、①JTRN形式②CII/XML形式にも対応が可能となる。
配布価格(1セットあたり)
◇基本セット(印刷物マニュアル付) 5,000円(税込み5,250円)
【オプション】~上記「基本セット」購入者のみ、特別価格
◇電話帳CD-ROM機能 35,000円(税込み36,750円)
◇Windowsドライバ経由の印字機能 20,000円(税込み21,000円)
◇トランスレータ機能 40,000円(税込み42,000円)
申し込み方法
(1) 申込書に必要事項をご記入の上、事務局までFAXで送付
FAX送付先: 03-5350-7634 (鉄道情報システム株式会社 営業開発課内)
メールアドレス info-tsa@jrs.co.jp まで

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