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三菱電機、日本IBM/流通業向けソリューションで協業

2001年10月18日/未分類

三菱電機(株)と、日本アイ・ビー・エム(株)は、日本国内の流通業向けのシステム・ソリューション分野において、ソリューションの提供、販売・保守体制等でそれぞれの強みを生かして協業していく。
流通業におけるIT投資はオープン化に移行しており、技術協議会や標準化委員会などがPOS端末やネットワークなどの標準化を推進しているため、オープン化、標準化が進む中で、トータルなシステム・ソリューションを提供できる総合力が求められており、この分野におけるシステム構築の差別化のポイントになっている。
こうした環境下で両社は、世界的に高いシェアを持つ日本IBMのPOS製品のプラットフォームと、三菱電機が持つ国内流通業向けソリューションを組み合わせることにより、国内の流通業の顧客企業の要望により的確に応えていくことで合意した。
今回の協業の概要は次のとおり。なお、三菱電機グループでは、製品生産、販売は三菱電機インフォメーションシステムズ(株)が担当する。
1)両社の強みを組み合わせたソリューションの提供
日本IBMのPOSターミナル、キオスク端末等のプラットフォームを、三菱電機の店舗管理システム「M2Winシリーズ」やPOS用ソフトウェア等と組み合わせ、国内の流通業向けに提供する。当ソリューションは2002年初頭から提供予定。
2)販売・保守体制における協業
上記のソリューションは、日本IBMと三菱電機、双方のチャネルで販売する。これにより、日本IBMは今まで比較的カバーできていなかったエリアに対して、三菱電機および関連の販売会社を通じて販売できることになり、三菱電機は日本IBMのチャネルを通じて、店舗管理システムの顧客開拓が可能となる。両社を合わせて量販店、専門店を中心により幅広い市場への展開が可能で、双方の保守サポート体制を併用することによって、木目細かな保守体制を確立していく。
3)次世代システム共同開発への取り組み
今後、各社のノウハウを生かして、次世代の流通業向けソリューションの共同開発についても検討する。

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