NTTコムウェア(株)と、マニュジスティックス・ジャパン株(株)は提携し、11月から共同でマニュジスティックス社製品を用いたSCMソリューションを製造・流通・サービス業界を中心とした市場に展開していく。
NTTコムウェアは、従来からNTTグループに対し、基幹系システムとそのシステムと連携する倉庫管理システムなどを一括して構築するSCMのトータルソリューションを提供してきた。
ソリューションの中核には、マニュジスティックスの需要予測機能を備えた「NetWORKS Demand」を採用しています。販売に関するあらゆる情報が、関連する企業すべてで情報共有可能なため、販売実績に基づいた需要予測により、商品配送などを的確に計画でき、常に適正在庫を保つことでコスト削減や利益率の向上を実現している。
ソリューションの特長
NTTコムウェアとマニュジスティックスはこれまでの実績を基に、製造・流通業に対して付加価値の高いCPFR(Collaborative Planning, Forecasting and Replenishment)ソリューションを共同で提供する。
CPFRソリューションでは、サプライチェーンを構成する複数の企業が情報を共有し、共同作業により需要予測の精度を高め、最適な生産計画を策定することで、欠品なく商品を供給し続けることが可能になる。
例えば、製造側は「雨が降ると製造量が数%アップする」、小売側は「この曜日に特別セールをするとある商品の売上げが数%アップする」といったような、それぞれの企業が蓄積している様々な因果関係を含めたデータを出し合うことで、従来の1社単独によるSCMの精度を格段に向上させるもの。
提携意義
情報通信分野におけるソリューションプロバイダの中核として、システムの構築から保守・運用、更にはコンサルティング、アウトソーシング・サービスまでトータルソリューションを提供するNTTコムウェアは、本提携によりSCM分野のリーディングカンパニーを目指す。
一方、マニュジスティックスは自社製品販売で培ったノウハウによりNTTコムウェアのSCM事業を強力にサポートし、日本市場でのSCM製品シェア向上を目指す。
両社は経営改善の観点に着目した情報システムのグランドデザインの提案とその導入を共同で展開し、NTTコムウェアは、平成13年度で10億円、2年後の平成15年度には50億円の売上を目指す。
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NTTコムウェア、マニュジスティックス・ジャパン/SCMソリューションで提携
2001年11月01日/未分類
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