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インクリメントP、キャドセンター/次世代向け3次元都市地図事業で業務提携

2001年11月18日/未分類

インクリメントP(株)は、3次元都市CG・VRのリーディング・カンパニー(株)キャドセンターと、次世代地図として期待を集めている3次元都市地図事業で業務提携を行った。
インクリメントPはこれまで、カーナビ用ソフトおよびMapFanブランドにて展開するデジタル地図製品・サービス用途に中縮尺地図と道路ネットワークデータの整備を始め、日本全国を網羅する大縮尺都市地図、および全国住所データベースなどデジタル地図情報の拡張と充実を進めてきた。
キャドセンターは、現在まで「ビジュアライゼーション」をキーワードに建築・都市計画や不動産を中核とした分野でCGやVR(バーチャル・リアリティ)の技術を活用したサービス事業を展開、3次元都市地図の分野においては、他社に先駆け、航空機から取得した精細な高さ情報をもとに、詳細・高速に立体地図を生成する技術と、立体地図に都市の臨場感を与える壁面等のテクスチャをライブラリーとして分類・加工・格納する技術を確立している。
両社の協業により、リアルに、より便利に、より楽しくを目指し、この3次元都市地図整備を、東京23区内の主要地域を皮切りに東名阪の政令指定都市へと進めていく。
インクリメントPは、これによって高速道路に高さ情報を持たせ、実際の高架道路や橋梁そのままに、リアルな地図情報としてカーナビソフトおよびWEBなどで提供するデジタル地図製品・サービスに反映させ、より正確なナビゲートを実現する。
また、ランドマークとなる巨大建築物や、新宿、銀座、渋谷といった一般になじみのある街並みも、現実そのままをリアルに再現することにより、将来の歩行者ナビニーズも視野に入れる。
もちろんゲームソフトなどエンタテインメント分野への応用も検討中。
さらに忠実な街並みの再現は、その建物の形状のみならず、看板情報やテナント情報、駐車場やレストラン情報まで整備することにより、バーチャル広告、バーチャルテナントビジネスの提案といった新たなEC/MC事業提案も可能になると考えている。
またキャドセンターは、今後この3次元都市地図の整備をインクリメントPと共同を進め、中核分野である建築、都市計画、不動産分野での展開を図りたいと考えている。具体的には、防災、都市景観、街づくりや観光情報、さらには教育、エンターテイメント分野といった広範囲な分野で、3次元地図と共に様々なソリューションを提供して行く。

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