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富士通/B2Bコマースを実現「RosettaNetソリューションサービス」新発売

2001年12月12日/未分類

富士通(株)は、情報機器・電子部品・半導体業界のB2Bコマース(企業間商取り引き)における国際標準化団体「RosettaNet(ロゼッタネット)」の規約に対応したグローバルなB2Bコマースを実現する「RosettaNetソリューションサービス」を12月12日から提供開始した。
RosettaNetソリューションサービスは、企業がRosettaNetの仕様に基づいたグローバルなサプライチェーンマネジメント(SCM)・システムを構築するのに最適で、価格は個別見積もり。
同時に、同社の企業間EC/EDIのASPサービス 「ProcureMART(プロキュアマート)」において、RosettaNetの仕様に対応する「ProcureMART RosettaNet ASPサービス」も新たに提供する。初期導入費は150万円から、月額使用料は5万円から。(ProcureMARTの基本料金は含みません)
今後3年間で、「RosettaNetソリューションサービス」と「ProcureMART RosettaNet ASPサービス」の両サービスを合わせて100億円の売り上げを目指す。
「RosettaNetソリューションサービス」は、「RosettaNet適用コンサルティング」と「RosettaNet導入構築サービス」より構成される。
特長
同社は、RosettaNetグローバル(米国にある本部組織)とRosettaNetジャパンに参加し、特に日本での普及活動を行うOMJ(Order Management in Japan)では、リーダ的な役割を果たしてきている。さらに、自社の資材調達業務にいち早く取り入れ、リードタイムの短縮や在庫削減、コストダウンを実現し、今回の新サービスには、これらの経験やノウハウが盛り込まれている。
ASPサービスで簡単に導入
「ProcureMART」のサービスにおいて、従来型のEDI[CII(EIAJ)、EDIFACT、Web-EDIなど]に加え、新たにRosettaNetのプロトコルを実装した。さらに、RosettaNetのASPサービスを実現するミドルウェアとしてINTERSTAGE CollaborationRing(インターステージ コラボレーションリング)を採用している。
今回提供する「ProcureMART RosettaNet ASPサービス」により、「ProcureMART」を利用してる顧客は、従来型のB2Bコマースに加え、RosettaNetの仕様でも利用できるようになる。
サプライチェーン・サイクルの大幅な効率化が可能に
RosettaNet は、XML技術を採用し、グローバルな業界標準の仕様に基づいたSCMシステムを構築できるため、部品調達・生産・物流・販売のサプライチェーン・サイクルの大幅な効率化が可能。
価格
「RosettaNetソリューションサービス」
「RosettaNet適用コンサルティング」 個別見積り
「RosettaNet導入構築サービス」 個別見積り
「ProcureMART RosettaNet ASPサービス」
初期導入費 150万円~ (実装PIPが1つの場合)
月額使用料 5万円~ (データ量による従量課金)
「ProcureMART」の基本料金(初期登録費用、月額使用料)は含まれていない。
販売目標
今後3年間で100億円の売り上げを目指す。
「RosettaNetソリューションサービス」と「ProcureMART RosettaNet ASPサービス」の両サービスの合計。
用語説明
RosettaNet
パソコンやソフトウェアなどの情報機器(IT)業界、半導体やコネクタなどの電子部品(EC)業界、シリコンウェハや半導体専業メーカなどの半導体製造(SM)業界のサプライチェーンの大幅な効率化を目指し、企業間電子商取引による、全ビジネスプロセスの自動化のためのXMLベースの企業間標準インターフェース(PIP、RNIF、辞書等)などを定める国際標準化団体。
ProcureMART
同社の提供する企業間EC/EDIのASPサービスとして、平成12年6月より国内および、アジアを中心とした海外においてサービスを開始しており、平成13年9月現在で、約4 200社の企業が利用している。
CII:Cross-Industory Information Interchange
産業情報化推進センター(CII)が定めたEDIのためのデータ構造規定(シンタクスルール)。
EDIFACT:United Nations/Electronic Data Interchange For Administration Commerce and Transport
行政、商業及び運輸のための電子データ交換国連規則であり、ISO9735、ISO7372としてEDIのために国際標準として制定。
XML:Extensible Markup Language
拡張可能なマーク付け言語。SGMLの規格をベースに、インターネットで利用しやすいように決められたもの。 インターネットを利用した、ネットワーク型システムでの情報交換を可能にするデータフォーマットの規格。XML V1.0がW3Cにより勧告(1998/02/10)となった。
PIP:Partner Interface Process
取引先同士が情報を交換するためにワークフローを規定し、さらに個別のフローで交換される文書を定義したもの。具体的には、見積書や注文書など企業間で取り交わされる文書の種類や書式のこと。

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