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NEC/三井住友海上火災保険から「統合自動車事故損害調査システム」を受注

2001年12月16日/未分類

NEC(NECソリューションズ)は、三井住友海上火災保険株(株)から、自動車事故に関する損害調査から保険金の見積り、支払いまでの一連の業務の効率化と情報共有を行なうことで、顧客サービスの品質向上を実現する統合自動車事故損害調査システム「WITH(ウィズ)」の構築を受注し、本年10月1日から稼動を開始した。
「WITH」は、事故発生時の事故受付から、担当者の決定・代車貸し出し対応などを行なう初動対応、被害状況の調査活動、損害額の見積り・保険金支払額の見積り、保険金の支払いまでの業務の効率化と情報共有を行なうシステム。
また、業務フローの経過管理を一元的に行ない、全国約200ヶ所のサービスセンターでの参照を可能としている。これらにより、顧客に対する迅速かつ的確な対応を可能とし、顧客サービスの品質向上を実現するもの。
「WITH」は、UNIXサーバ7台、WindowsNTサーバ67台(注1)、クライアントPC4100台から構成される大規模システム。システム基盤には、NECのオープンミッションクリティカルシステム構築ソリューション「DiosaEnterprise」を活用している。
主な特長
顧客サービスの品質向上を実現
自動車事故に関する調査・見積り・支払いなどの一連の情報を一元的に管理することにより、顧客からの問い合わせに対する迅速かつ的確な対応を可能としている。
また、事故被害の調査を行なう「アジャスタ(調査員)」が保有するパソコン約1000台を導入し、見積り算定の効率化を図るなど、顧客サービスの品質向上を実現することができる。
高い信頼性の実現
オープン勘定系システム「BankingWeb21」のシステム基盤に活用されている「DiosaEnterprise」を採用していること、サーバをクラスタ構成による二重化を図っていること、情報を一元的に管理している大規模データベースを三重化していることなどにより、信頼性の高いシステムを実現している。また、システム障害発生時の迅速な復旧を可能としている。
効率的なシステム運用が可能
従来は分散管理していたサーバやデータベースなどを統合したことにより、システム運用の効率化を実現している。また、本システムに関わるクライアントソフトの更新も、サーバを介して更新ソフトを配信することにより、短期間かつ経済的に実施することができる。
NECでは、顧客サービスや業務の拡大にあわせた適切な投資に基づいたシステム構築が可能であること、グローバルスタンダード製品の採用により短期間かつ経済的なシステム構築が可能であることなどから、オープンシステムを利用したミッションクリティカルソリューションの提供を積極的に推進している。

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