国土交通省／貨物自動車運送事業及び貨物運送取扱事業のあり方をまとめる

国土交通省は、貨物自動車運送事業及び貨物運送取扱事業のあり方をまとめた。
貨物自動車運送事業法及び貨物運送取扱事業法（いわゆる「物流二法」）が平成２年の施行後１０年余の期間を経過したこと等から、今後の両事業の健全な発展を目指して、「貨物自動車運送事業及び貨物運送取扱事業の在り方に関する懇談会」（座長：杉山武彦一橋大学教授）を開催し、両事業に係る事業の在り方及び事業規制の在り方について幅広く検討し、まとめた。
この中で、トラック運賃・料金の事後チェック式への移行、トラック事業の営業区域の規制廃止、不適格事業者への行政処分基準、罰則強化などをまとめている。
さらにＩＴについて、管理面のシステム化を図るため、運行管理システム、デジタルタコグラフの活用などの促進をあげている。