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オムロン/インターネットで間接資材の集中購買によるコスト削減

2001年12月19日/未分類

オムロン(株)は、来年4月より同社および国内グループ会社が購入する事務用品・パソコン・OA機器など間接資材の全てを対象とした集中購買を実施する。
4月に、京都事業所で新しい集中購買システムを導入、その後10月からは国内の主なグループ会社においても本格稼動をさせる予定。
これにより来年度中には約50億円の領域を購入対象とし、5年間で15億円以上の調達コスト削減を目指す。同社では、既に商品に組み込まれる生産資材について、集中購買など購買力の強化に取り組んでおり、さらにインターネットを利用した電子調達率も90%以上に高めている。
しかし、商品原価に直接影響しない間接資材は各拠点・部署毎の購入となっているため、グループ全体の購買力が十分に発揮できていない状況となっている。
今回の取組みでは、間接資材の購入に関する権限を明確にするとともに、仕入先の絞込みと標準品の設定し下記の項目を実現する。
1.集中購買・標準化によるコスト削減
2.社内プロセスの効率化と業務生産性の向上
3.購買実績の一元管理による透明性の確保
4.グリーン購入を通じた環境貢献
また持続的な効果を得るために必要なグループ共通の集中購買(調達管理)システムを導入する。
同社では、現在2年間にわたるグループ生産性構造改革を進めており、本施策もその有効な打ち手の一つと位置づけている。今後、効果検証を行いながら領域を拡大し、より大きな効果が得られるよう、改革を進めていく。

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