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日産ディーゼル工業/物流合理化で環境保全

2001年12月24日/未分類

日産ディーゼル工業(株)は、当社の環境保全の取り組みをまとめた「環境報告書2001」を初めて発行した。
環境報告書は、日産ディーゼルの環境保全に対する理念や方針の他、製品・生産・物流・リサイクルの各分野における2000年度までの環境に関する行動目標とその実績などをまとめたもの。
物流の取り組みの概要は下記のとおり。
物流の合理化
製品・調達部品の輸送効率向上活動により、環境に配慮した物流システムを構築し、CO2の排出の低減に努めている。
完成車両輸送効率向上の取り組み
小型トラックの輸送は、従来の自走式からキャリアカーでの複数台輸送へ切り替え、出荷先によっては同業他社との共同輸送も行なっている。また、中・大型トラックの輸送では海上輸送の拡大を推進している。(海上輸送化率目標95%)
調達部品輸送効率化の取り組み
従来行っていました取引先ごとの部品の『送り込み方式』を『引取り方式』に変更。
日産圏の共同輸送、各取引先の積み合わせ輸送を行い、輸送効率の向上を推進。
輸送効率を考慮し、荷物量に合わせたルートを設定している。
KD梱包のスチール化の取り組み
海外生産に使用する部品のコンテナ出荷の拡大に合わせ、外装箱を木製からスチール化し、木材使用の削減を進め、包装の仕様を簡素化することにより、廃棄物の削減に取り組んでいる。
KD梱包のリターナブル化
スチールボックスは繰り返し使用するリターナブル化の取り組みを2000年度より始め、今後さらに拡大を図っていく。
補修用部品梱包の取り組み
補修用部品の梱包では発泡スチロールの全廃を目標に活動を進め、ダンボールでの簡易包装
の推進を行なっている。また、緩衝材として使用している廃ダンボール(シュレッターで細か
くしたもの)のリサイクルも進めている。

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