LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

国土交通省/全国貨物純流動調査(物流センサス)速報

2002年01月06日/未分類

国土交通省が一昨年10月に実施した全国貨物純流動調査の速報によると、全国の貨物純流動量は33億2百万トンであり、前回調査(H6年)に比べ約7%の減少となった。
輸送機関の分担をみると、営業用トラックのシェアが51.6%となり、前回調査に比べ3.4ポイント高まっているのに対し、他の輸送機関はシェアが低下している。
調査の概要
全国の4産業(鉱業、製造業、卸売業、倉庫業)の事業所のうち、無作為抽出で選ばれた事業所に対して、出荷貨物に関する調査を実施し、2万6千事業所での回答に基づくもので、全国値を推計したもの。
速報の概要
(1)出荷量の動向
出荷量は33億2百万トンであり、前回調査の33億56百万トンと比べ、7.1%減少した。
産業別に見ると、4産業ともに減少し、そのうち鉱業が減少率(約18%)、減少量(約1億トン)と最も大きい。品類別シェアでは若干増減があるものの概ね横ばいで推移している。
(2)輸送機関分担の動向
輸送機関分担を見ると、営業用トラックが51.6%で最大のシェアを占め、次いで自家用トラック(30.1%)であり、トラック計では81.7%を占める。動向を見ると、営業用トラックのシェアがが3.4ポイント高まったのに対し、自家用トラックは1.9ポイント、海運は0.6ポイント、鉄道は0.5ポイントシェアが低下した。
産業別の動向を見ると、営業用トラックは卸売業でシェアが3ポイント低下したほかは、鉱業で7.5ポイント、製造業で3.9ポイント等増加した。
自家用トラックは卸売業で3.6ポイント増加したほかは、鉱業で4ポイント等低下した。海運は鉱業のシェアが▲3.2ポイントと最も大きく低下。
鉄道は倉庫業で若干増加したほかは軒並み低下した。
(3)地域ブロック別出荷量の動向
年間出荷量の地域ブロック構成は、前回調査と比べて若干の増減があるものの、概ね横ばい推移している。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース