コンパックコンピュータ／バーコードスキャナを内蔵したiPAQ Pocket PC専用ジャケットを発売

コンパックコンピュータ（株）は、米国シンボルテクノロジー社の日本法人である（株）オリンパスシンボルが販売するバーコードジャケット「SPS3000」の取り扱い開始する。
「SPS3000」の価格はオープンプライス、コンパックの携帯情報端末「iPAQ Pocket PC H3600シリーズ」と組み合わせで10万円を切る価格で提供する。
「SPS3000」は、汎用的な携帯情報端末である「iPAQ Pocket PC」向けの専用ジャケットとして開発されたもの。バーコードリーダー端末のコストダウンを図ることができる。
また「SPS3000」ではスキャントリガー（バーコード読み取りスイッチ）を「iPAQ Pocket PC」のボイスレコーダーボタンに割り当てることができるため、片手でバーコードをスキャンすることも可能。
「iPAQ Pocket PC」は「ジャケットコンセプト」にあり、「iPAQ Pocket PC」は外部へのインターフェイス機能を持たせており、使用環境によって様々なジャケットを設計することができる。
「iPAQ Pocket PC」はMicrosoftR WindowsR Powered Pocket PC（Windows CE 3.0）をOSに採用しているため、読み取ったバーコードの情報をPocket PC内でエクセルのファイルに保存し、そのファイルを電子メールなどで送信することも可能。さらにビジネス分野の既存システムとして広く使われているWindows環境と親和性が高いため、新たなアプリケーションの開発も容易。
今後、オリンパスシンボル社は無線LANを搭載したバーコードジャケットも計画しており、これを利用すれば無線LANシステムなどと連動したリアルタイムな情報蓄積、データ交換など、更なる業務の効率化が実現可能となる。