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国土交通省/丸の内地区の物流に関するTDM実験2月1日~28日実施

2002年02月01日/未分類

国土交通省は、物流に関する交通需要マネジメント(TDM)の実験を東京都千代田区丸の内において、平成14年2月1日~28日の1か月間、共同配送の実証実験を実施する。
この実証実験は、警察庁及び国土交通省の認定を受けた「交通需要マネジメント(TDM)実証実験」として実施するもので、路上駐車抑止等の渋滞対策に加え、物流効率化・環境対策を総合的に包括する共同配送の実証実験となる。
同地区においては、まちづくりガイドラインに基づく再開発事業が進められているが、今回の実験では、環境にやさしくかつ効率的な物流体系の実現に向け、まちづくり主体であるビル管理者、テナント企業、物流事業者等が三位一体となった取組を行うことを計画しており、実験結果は、丸の内地区全体での新しい物流システムの導入に向けた検討等に活用していく。
実験概要
○ 実施期間 : 平成14 年2 月1 日(金)~2 月28 日(木)
(土日祝日を除く)
○ 実施場所 : 東京都千代田区丸の内2 丁目付近
(1 )地域のルールづくり
ビル管理者(地権者)、テナント企業(荷主)、交通事業者が「物流効率化」、「交通量・環境負荷の低減」、「路上駐車台数の削減」、「ビル施設の適正利用」の実現のために守る地域のルールを定める。
(2 )横持ち共同化
丸 の内地区の一定の範囲で横持ち共同化を実施し、丸の内地区を往来する物流車輌の交通量の低減を図る。
(3 )縦持ち共同化
丸 の内地区内における円滑なビル内縦持ちシステムとして、ビルごとに荷物を一括して配送した後、各ビル内で各受取人に配達することにより、トラックの駐車時間の短縮、荷捌き施設の有効利用を図る。
(4 )低公害車の導入、駐車マネジメント
丸 の内地区内において良好な交通環境を形成するために、共同配送を行う物流車輌に低公害車を導入し、物流車輌が利用可能な荷捌き施設の確保を図るとともに、路上駐車の抑止の指導と駐車場への誘導運動を行う。

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