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ブックライナー/「本の特急便」手数料請求に5 000円の上限を設定

2002年02月17日/未分類

(株)トーハンの関係会社で客注品を専門に扱う(株)ブックライナーは、「本の特急便」利用に際し、書店に請求する1冊につき50円の読者手数料に上限を設定し、1店舗当たり1ヵ月5 000円(100冊分)を超える部分について無料とするサービスを1月利用分より開始する。
事前登録等の手続きは不要で、全加盟書店が対象。
「本の特急便」は、出版業界の長年の課題であった客注品物流を抜本から見直し、受注から出荷までを従来の物流から切り離した専用システムで行うことで3日以内に店頭に届けることを可能にしたサービス。
昨年10月以降受注冊数が急増しており、ブックライナーでは増加の最大の要因を、書店がすべての客注品を「本の特急便」に発注するケースが増えているためと分析している。
当初のビジネス・モデルでは、急ぎの取り寄せを希望する読者が手数料50円を負担して利用することを想定していたが、書店が手数料を負担して主体的に利用するケースが目立って増えている。
その理由として、1.調達スピードのアップによる読者サービスの向上・他店との差別化、2.確実な入荷による客注トラブルの解消、3.客注オペレーションの統一によるコスト削減などの利用メリットが認知されてきたことが挙げられる。
現在加盟している4 000書店のうち、既に400店以上が客注のすべてを「本の特急便」で調達している。
こうした背景から、書店のコスト負担を緩和し、さらに利用を促進するために、今回のサービスの実施を決めたもの。

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