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日本IBM/自動車業界の企業間電子商取引のシステム基盤を構築

2002年02月25日/未分類

日本IBM(株)は21日、(社)日本自動車工業会および日本IBMが、自動車業界共通ネットワーク「JNX(Japanese automotive Network eXchange)」上で稼動する企業間電子商取引システムのための「アプリケーション共通基盤(CAI)」を構築することを発表した。
日本IBMは、自工会が業界標準として規定したCAI(Common Application Infrastructure)に関してのIT(情報技術)パートナーとして、CAIの構築を担当する。
自工会は、自動車業界の企業を中心とした電子商取引の標準化を進めており、2000年10月に稼動を開始したJNXのさらなるビジネスへの活用拡大に向けて、今回、システムのアプリケーション基盤の標準化を進め、CAIを構築することを決定した。
CAIは、自動車メーカーや部品メーカー等の自動車関連企業がJNX上で企業間電子商取引システム等を構築する際に不可欠な、認証やデータ交換等の共通機能を提供するもの。
CAIを活用することによって自動車関連企業は、信頼性の高いシステム基盤を一から構築することなく容易に得ることができ、JNX上で迅速かつ効率的に企業間電子商取引を実現することが可能になる。
CAIによる標準化を進めることにより、自動車業界の電子商取引や企業間連携システムの展開がより一層推進され、ひいては自動車業界全体の競争力向上に寄与するものと期待される。
CAIは、自動車関連メーカーのみならず、建機/農機/産機等の関連メーカー、アプリケーションやサービスを提供するサービス・プロバイダー、素材/商社/金融/物流/教育分野等の企業への活用拡大も目指している。

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