安田倉庫（株）は9月5日、日本IBMロジスティクス（株）の株式を取得し、子会社化することを決めた。日本IBMロジスティクスが持つノウハウ、スキルを安田倉庫の経営資源に結びつけることで、物流事業の競争力強化を図る狙い。
安田倉庫は中期経営計画で「サプライチェーンを支える優れた物流企業」を掲げており、日本IBMの物流子会社として調達、生産、販売にかかわるロジスティクスソリューションを提供してきた日本IBMロジスティクスを子会社化することで、競争力強化につながると判断した。
日本IBMは、引き続き物流業務を日本IBMロジスティクスに委託するとともに、安田倉庫、日本IBMロジスティクスと協業してロジスティクスの高度化に取り組むとしている。
9月30日に株式譲渡契約を締結し、2008年1月1日付で日本IBMが持つ日本IBMロジスティクスの全株式を取得する。取得価格は未定。
