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極東物産/破産宣告

2002年03月11日/未分類

(株)帝国データバンクの調べによると、極東物産(株)(資本金4000万円、港区海岸2-7-68、代表田中富子氏)は、2月22日に東京地裁へ自己破産を申請していたが、2月27日に同地裁より破産宣告を受けていたことが判明した。
負債は債権者約7名に対し約82億3500万円。
破産管財人は、大沢正一弁護士(千代田区丸の内 2-7-3、電話03-3212-0840)。債権届け出期間は3月27日までで、債権者集会及び債権調査期日は5月23日午後2時30分。
同社は、1949年(昭和24年)1月に設立された倉庫及び沿岸荷役仲介業者。設立当初は医薬品輸入販売を目的としていたが、その後、沿岸荷役、医薬品・併行輸入車の通関などの物流部門に進出。61年には技術部門を開設し、アスファルト自動充填装置バッキングシステム、レアメタル化学プロセス機器などの開発・設計・製作にも参入した。ピーク時の91年2月期には年収入高約23億8300万円を計上していた。
国内景気の悪化から業績が低迷するなか、本社ビル・倉庫建設に伴う金融債務は年商規模を大きく上回る水準となり、金利負担から資金繰りの悪化を余儀なくされていた。94年同期の年収入高は約15億円にまで落ち込み、大幅な欠損を計上、94年6月の臨時取締役会において業務停止を決定し、休業状態となった。その後は、所有不動産の売却などにより債務圧縮に努めたが、限界に達した。

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