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TNT/輸入サービスを改良した新システム稼動

2010年02月22日/IT・機器

TNTエクスプレスは2月18日、新システムの「Express Importシステム」を世界で運用を開始したと発表した。

顧客は新システムの使用で、約170か国での輸入貨物の集荷依頼をコントロールでき、日本円での見積書や請求書を利用して、輸送コストの効率的な管理ができるようになるとしている。

新システムは既存のエクスプレス輸入サービスを改良したもの。ビジネスの規模や、世界中のサプライヤーから調達している製品が完成品であるかスペアパーツであるかなどを問わず全顧客が主要拠点で利用できる。

発注の完了前に見積書の送付を依頼できるオプションがあり、顧客は輸入貨物の予定配達日と輸送料金を独自に設定できる。貨物は予算と配達日に合わせてTNTの陸路・空路で配送される。

さらに荷受人がオンラインで注文依頼書を入力し、Eメールで荷送人にコンタクトすると、その後は、TNTが荷送人に必要書類を送付し、集荷、輸送、必要な場合は税関手続きも代行し、指定の住所に配達する。

このほか、繰り返し発注する場合も注文明細を再入力しなくてすむアドレスブック、注文依頼書を数秒で繰り返し作成できるリピートオーダー、実行済みの輸入注文と現在のステータスを全部確認できるオーバービューなどの各種機能を備えている。

国内のティエヌティエクスプレスは新システム導入に合わせて、「TakeControl~輸入プロセスの見える化を実現~」 をキーワードに、「輸入もTNT!!!」キャンペーンを22日からスタート。4月16日まで、期間中に登録や輸入貨物の着払いサービスを利用したユーザーにはの記念品や、期間限定の料金キャッシュバックなどの特典を用意している。

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