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日立製作所/次世代車載情報端末システムの開発向けプラットフォーム製品化

2002年04月01日/未分類

(株)日立製作所は、次世代のカーナビゲーションなどの車載情報端末システム(以下CIS: Car Information System)の開発向けに、同社の32ビットの高性能RISCプロセッサ「SH7751R(240MHz動作)」とコンパニオンチップの「HD64404」を搭載したリファレンスプラットフォーム「HS7751RSTC01H」を製品化し、2002年5月から出荷を開始する。
また、プロセッサ「SH7751R」の高速版(267MHz動作)を搭載した製品を2002年9月に出荷開始する予定。
このプラットフォームは、SuperHTMファミリの最上位CPUコア「SH-4」とPCIバスコントローラを内蔵した最新プロセッサの「SH7751R」および「SH-4」のコンパニオンチップである次世代CIS向けの「HD64404」を搭載している。
このプラットフォームにより、「SH7751R」と「HD64404」を使った高機能で高性能なシステムを開発でき、システムの評価や応用システム、ソフトウェアの開発など、ユーザは短期間で効率の良い開発ができる。
カーナビゲーションシステムは、道路地図情報の表示だけでなく、リアルタイムの道路交通情報やインターネットによる道路交通情報サービスへの対応など、高機能化が図られている。
さらに、次世代CISで扱う情報は、音楽や映像などのエンタテイメント情報、エンジンなどの各種制御情報、携帯電話やパソコンとの連携による個人情報など多様化する傾向にある。
カーナビゲーションシステムは、これらの情報を統合的に扱う中心機器として位置づけられており、CANなどの車載ネットワークやUSB、MOST(Media Oriented Systems Transport)などのマルチメディアに対応したインタフェースの搭載、また、各種情報を処理するための更なる高機能化、高性能化が求められている。

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