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住友商事、東急ロジスティック/物流センターから配送まで「センター一括物流」事業で提携

2002年04月04日/未分類

住友商事(株)と東急ロジスティック(株)は、国内における物流センターから配送までの「センター一括物流」事業で提携した。
両社は、住友商事の商社機能(情報力、IT活用力、ロジスティクス構築力、ビジネス創出力、金融サービス提供力、リスク管理力、等)と、東急ロジスティックの物流センター業務ノウハウ(流通加工、コスト管理、欠品・誤配防止、等)の統合によるシナジーを武器に、首都圏・近畿圏で食品、アパレル、雑貨分野を中心に顧客開拓を拡大し、3年以内に50億円の売上高増加を見込んでいる。
昨今の大手小売業界では、ベンダー各社の多種多様な商品を物流センターに一旦集約し、検品や高度な仕分を行った上で、顧客店舗別に商品を一括し配送する「センター一括物流」が主流となってきている。
これに対応し、国内物流業界でも単に物を運ぶのではなく、物流センターで顧客の在庫を適正に管理し、迅速、安価に配送する「センター一括物流」機能の装備、強化を急いでいる。
住友商事は、物流子会社のオールトランスグループを通じ、顧客の物流業務を一括受託するサード・パーティー・ロジスティクス(3PL)事業を推進している。
今回の東急ロジスティックとの業務提携により、百貨店・量販店向け消費財の物流センター受託及び配送業務に精通した東急ロジスティックからノウハウを吸収することで、同事業の一層の強化を図る。一方、東急ロジスティックは住友商事の営業力を取り込むことで事業規模の拡大を図る。

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