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SAPジャパン/導入コスト30%削減可能な自動車部品業界向けテンプレート発表

2002年04月18日/未分類

SAPジャパン(株)は、自動車部品業界向けのソリューション・テンプレートを開発した。
国内自動車部品メーカーは、完成車メーカーの世界最適調達ニーズにより、従来のコスト削減活動を超えた経営構造の転換とグローバル化が問われ、これに対応した基幹業務システムの再構築が求められている。
自動車部品業界向けテンプレートは、SAPジャパンがこのニーズに対応するため、主に中堅企業を対象としたSAPソリューションの導入期間の短縮と導入コスト削減を目的として完成させた。
同社が開発した自動車部品業界向けテンプレートは、「SAP BMASⅠ:自動車部品会社向けR/3モデルシステムⅠ(SAP Business Model for Automotive Supplier-Ⅰ)」で、かんばん方式に対応している。
同テンプレートの販売対象となる自動車部品メーカーは、年間売上が100-1 000億円に位置する中堅企業であり、全国約250社が日本の自動車産業を支えている。これら企業の受注から生産、調達、出荷業務にいたるまでの物流/商流システムを一気通貫に統合し、SAP R/3の特徴である管理会計をこれらのプロセスに統合することで、生産工程の迅速化や合理化に貢献するもの。
今回のテンプレートの特長
システム導入期間の短縮
・自動車部品業界における共通部分をテンプレート化することにより、従来の平均9ヶ月から6ヶ月に短縮
・システム開発コストの削減(導入期間短縮により、導入コストが約30%削減
統合業務管理システムの構築
物流/商流の対象となる製品は、ハーネスやエンジン系部品など各種自動車部品や一部資材で、完成車メーカーと部品メーカー、または部品メーカー間の有償支給を前提とした直接取引を想定している。
生産工程としては、素材の手配から最終製品までの一貫生産全体を対象としており、生産品目が多岐にわたる場合でも、また生産量が多量である場合でも対応可能になっている。また、既存のかんばんシステムとのインターフェースも提供している。

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