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NEC/製造業向け生産計画立案支援システム「Witleaf」発売

2002年04月25日/未分類

NEC(NECソリューションズ)は、高精度かつ高速なシミュレーション機能を利用することで最適な生産計画を短期間で立案することを可能とし、在庫削減やリードタイム短縮を実現する製造業向け生産計画立案支援システム「Witleaf(ウィットリーフ)」を製品化し、販売活動を開始した。
「Witleaf」は、生産を制限する資源制約・資材制約を考慮して生産計画の改善を図るAPS(Advanced Planning & Scheduling)の概念に対応した、MRP(資材所要量計画)機能を中核とする製品。
受注時や生産計画立案時において、製品の組み立てに必要な部品量を把握するとともに、資源制約・資材制約に関する問題点とその影響度合いを事前に把握し、これらの制約に対して適正化された生産計画の立案を可能とする。
「Witleaf」の主な特長。
精度の高いシミュレーション
海外調達などリードタイムの異なる複数の取引先から部品を調達することを考慮した生産計画のシミュレーションを可能としている。また、工場の要員・設備能力などの資源制約や、部品の在庫量や調達能力などの資材制約に基づいたシミュレーションも可能。これらにより、精度の高い生産計画の立案を支援し、在庫削減やリードタイム短縮を実現することを可能としている。
高速でのシミュレーションが可能
NEC独自のアルゴリズムを適用したMRP機能により、品目情報や製品構成情報、調達先情報などのマスタ情報100万件による生産計画のシミュレーションを約3分で計算することができる。これにより、日々の生産計画の立案時に複数のシミュレーションを行なうことが可能。また、緊急の注文や納期変更、部品の納入遅れなどによる生産計画への影響を把握し、部品納入の督促や残業の指示などの対応を短時間で決定することも可能としている。さらに、シミュレーション結果を納期回答情報として活用することで、受注時に納期回答を行なうことも可能。
製番管理機能や各種ERPパッケージとの標準インターフェースを提供
製番管理機能を基本機能として備えており、個別の受注ごとに製造番号をつけて所要量計算や原価管理などを行なう方式と、MRPによる生産計画の立案を行なう方式を併用する日本型の生産方式に対応することができる。また、「IFS Applications」をはじめとする各種ERPパッケージとの標準インターフェースを備えている。これにより、既存のERPシステムと連携したシステムを容易に構築することを可能としている。
販売価格:800万円~
今後3年間で100システムの導入を見込んでいる。

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