東陶機器(株)と(株)ノーリツは、それぞれが保有する強みを互いに補完し、市場における競争力を高めることを目的として、商品・部材の相互供給、物流、アフターサービスなどで業務提携することに合意した。
顧客に対して、両社の技術力、開発力を融合したより魅力ある商品が提案できるとともに、商品・部材の相互補完や物流、アフターサービスをはじめとしたインフラの共有化などを通じた効率化を図り、市場での競争力をお互いに強化する。
住宅業界は新設住宅着工数の減少がクローズアップされる中で、5 000万戸といわれるストック住宅に対するリフォーム需要の創造と取り込みが大きな課題となっている。この対応のためには、より魅力ある商品づくりをはじめとして、顧客の要求品質コストに応えられる生産・販売・アフターサービス体制など、顧客により良い価値のある商品・サービスを提供する事がますます重要になっている。
提携の内容
1.商品・部材の相互供給
商品・部材の相互供給(OEM供給等)を実現。なお、両社の商品開発や販売面は相互の独自性を維持し、それぞれの商品力を高めることで顧客により魅力のある商品を提供する。
2.物流システムの連携
両社の得意分野である設備商品の顧客への流通チャネルはほぼ共通であり、両社独自の物流体制を相互活用し、顧客先での即納体制を効率的に充実させる。具体的には、各エリアの輸送ターミナルを共用して両社製品の支線配送の共同化、倉庫共有等、効率良い物流システムの連携検討を進める。
3.アフターサービス体制の共同構築
両社が個別に展開してきた全国サービス網をベースに、エリア毎の相互補完を追及し、両社それぞれのサービス体制充実とサービス品質向上を図るべく検討を進める。
実施事項。
・ 水栓(シャワー等)、洗面カウンター等一部商品をTOTOからノーリツへ供給。
・ TOTO新リモコンに適合したガスふろ給湯機をノーリツで生産し、2002年冬にTOTOより新発売する。
・ その他ガス関連機器組立はノーリツに順次集約し、その配送、メンテナンスはノーリツグループで一貫して対応し、運用の効率化を図っていく。
但し、TOTOは、石油・電気等その他温水機器の生産・付帯サービスについて一貫対応を継続。
これら以外の商品・部材・付帯サービスの相互連携は、現在検討を進めており、2002年度より順次実施する。
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東陶機器、ノーリツ/商品・部材の相互供給、物流、アフターサービスを業務提携
2002年05月06日/未分類
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